新しいお城巡りの楽しみ方!「御城印」
 

新しいお城巡りの楽しみ方!
御城印
寺社仏閣で拝受できる「御朱印」のお城バージョンいま、密かに大人気!

 

御城印ってなに?

 神社や寺院などで拝受することができる「御朱印」が人気となっていますが、お城にも登城の記念となる「御城印」というものがあることをご存知でしょうか?
 「御城印」とは、和紙などに城名の揮毫や、歴代の城主の家紋の印などをあしらった登城の記念証のことです。
 約30年前に松本城で販売されたのが始まりで、その後、城めぐりを始める人が増えたことや、御朱印ブームの高まりなどを背景に、2010年代後半頃から全国のお城に広がりました。「登城郭符」「登城記念符」「登閣記念証」など、お城によって呼び方はさまざまですが、今ではおよそ400城程のお城で販売されており、歴史好きや、お城好きの間のみならず、旅行や観光で訪れた人など、たくさんの方々が収集を楽しみ始めています。

 

購入場所は? 価格は?

 ほとんどの御城印は現地で購入可能。ただ、販売場所は城内や資料館、観光案内所と、お城によって異なる場合がある為、訪れる前にあらかじめチェックしておくといいでしょう。
 価格は300円前後。イベントに参加すると無料頒布されることも。

 

保管方法は?

 「御朱印」は寺社の神仏へ参拝した証なのに対し、「御城印」は登城記念のスタンプのようなもの。意味合いが異なる為、御朱印帳と御城印帳は分けるのがおすすめ。ちなみに「御城印」のほとんどが印刷された物なので、ポケット型のホルダーへ入れて保管する方が多いようです。お城によってはオリジナルの「御城印帳」という専用ホルダーを販売している所もあるので要チェック!

 

北京都だとどこにあるの?

 今回訪れたのは、舞鶴市にある「田辺城」。細川家の九曜紋とともに、細川家以後、田辺城の城主を務めた京極氏と牧野氏の家紋も押印されています。次に、福知山市の「福知山城」。江戸時代の文書に残る「福智山城」の文字を写し、明智光秀の家紋・桔梗紋が大きく入れられています。
 ほかにも、北京都だと綾部市「山家城」や南丹市「園部城」、期間限定では宮津市にある旧三上家住宅「宮津城」でも販売されています。
 現在、全てのお城で「御城印」が販売されているわけではありませんが、去年の100城だったことを考えると続々と増えていることが分かります。皆さまもお城を訪れた際には、ぜひ記念に集めてみては?

 
開館時間 9:00~17:00(入館16:30)
休館日 2021年3月31日(火曜)までは年中無休
2021年4月1日以降は毎週火曜日、12月28日~31日、1月4~6日
入館料 大人330円、こども(小・中学生)110円
福知山光秀ミュージアム共通券700円(2021年1月11日まで)
アクセス JR山陰本線(嵯峨野線)「福知山駅」から徒歩約15分、
京都交通「福知山城公園前」バス停から徒歩約4分
店舗ページ https://kyoto.cast-a-net.net/detail/10569/index.html
開館時間 9:00~17:00(入館16:30)
休館日 月曜日(祝日の場合はその翌々日)、祝日の翌日
年末年始(2020年12月29日~2021年1月3日)
入館料 大人200円、学生100円(未就学児無料)
※舞鶴市内在住・在学の学生は無料
アクセス JR舞鶴線「西舞鶴駅」から徒歩約7分